FUJICA ST-605と共に兄から譲られたのがこれ・・・・・(爆)・・・・・出ました、Tシリーズ。どうです!
プラ亀じゃないですよ~、正真正銘一眼ですよ~(笑)。ガンダムでもありませんよ~(爆)。しかしバカにしてはいけません。これの前のT50があり、そしてこの
T70となり、そしてT90が登場したことがEOSを産んだのです!今やEOSにお世話になってる私なぞ、このTシリーズに足を向けて寝てはいけないのです!「安っぽい」とか「気でも違ったのか?」と口が裂けても言ってはいけないのです(爆)。
CANON万歳!(爆)
このTシリーズが登場した背景は
コンパクト(プラ亀)の台頭と面倒な一眼離れのムード。その辺はマーケティングに長けたキャノンさまは鋭く「これからは未来志向だ!」とばかりにAシリーズ、Fシリーズの栄光をかなぐり捨てガンダム・・じゃなくて・・この
メカシリーズ登場となったわけです。(オートボーイが売れてそれはそれでよかったけど、ある意味自分で自分の首しめた、ちゅうところでしょうかね・・・)T50はこのT70のように液晶パネルとキータッチはなく「
オートマン」という別称とは違ってかえって何をしていいのか解らない不評モデルだったようです。しかし「オートマン」と名前はいかがなもんでしょうねぇ・・なんか「スッパマン」クラスのダサさじゃないすか?(爆)。このT70は一転「
インテリジェント・シューター」なるターミネーターもような名前になりました。このひるがえりよう・・・
CANON万歳!(爆)※ちなみにさらに半端な機種T80別称は「
アートロボ」、T90は「
タンク」・・・ね、ガンダムインフルエンスでしょ(笑)
あんまりコケにするとキャノンさまに申し訳ないのでひとつ誉めるとすれば、この一眼に液晶というデジイチでは当たり前の姿の原型がこれです。この液晶と旧来の一眼レフのカタチの釣り合いが取れないとキャノンが解ったからこそまさしくEOSを思わせるT90のデザインを生んだのではないでしょうか。T90を正面から見ると1Dの原型ここにありと思わせてくれます。
そういう意味でもこのT70は「捨て駒」として重要な役割を果たしたのかもしれません。
カメラのスペックを見ると栄光のAE-1Pそのもの、外観はバカ売れのプラ亀路線、そしてファンクションは今のデジイチの原型、この3時代要素をひとつに持つカメラ、それは世界で唯一、このT70だけ。だからこんな
シルクプリントのロゴマークが異質なものであるとわかっていても、なにか、どこかに惹かれる=リスペクトするものがあります。いいモニュメントが手に入りました。