1000円です(笑)。でも露出計が動いているし、カビ、くもりも見る限りそんなひどくはなさそう。ということならば千円1枚で
MAMIYA、これは購入です。
無骨な感じではありますがスタイルはなかなか洒落た6角形で、770gのボディはずっしりとして、金属感充分。機能としては距離計連動式で、
AUTO DELUXなる名前は
シャッター速度と絞りを連動させたLV方式から来ているようです。別にMAMIYAの独占技術ではないにしろ、最大のウリとして名前にしたのでしょう。
レンズは大口径、
MAMIYA SEKOR 48mm F1.7。ずっしりした重みを感じます。シャッターは
COPAL-SVKで、2ではないAUTO DELUXのときはSEIKOSHA-SVLだったようです。
何しろたいていこの価格で露出計が動くことは99%ないはずなのですが、
これはこの軍艦部のメーターがしっかり反応します。これで名前どおりのAUTO DELUXが成立。方式は
定点合致式。これはいいもの拾ったかも!!
このカメラ、
コニカSⅢほど硬派ではないし、キャノネットほど軟派ではない、どことなく国外の香りを感じさせます。それもそのはず、これはあの
シアーズからアメリカで販売されていたそうです(品番:TOWER20B)。