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トランスメディア提供アイコン01 ◆minolta Hi-MATIC 11 (1969) ・・・ボディはでかいが中身は緻密

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系譜のたくさんあるHi-MATICシリーズにあって、初代の流れを汲む大型RFの最終機「Hi-MATIC 11」。SUPER 3-CIRCUITとは何を言っているのか全然分かりませんが(笑)、プログラムEE、シャッター優先EE、ストロボ仕様はフラッシュマチック(距離計連動して適切な絞り値を自動調整)の3つを使い分けられるということらしいですね。他では聴いたことも無いですし、その後minoltaも使っていないところをみると、スベッてしまったのでしょう(笑)。



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堂々としたつまらない(笑)ボディ、実に立派な胴鏡。コンパクト一眼もかくやというくらいのでかさです(720g!)。ただ、つまらないとは言いましたが、決して華燭に走らないminoltaらしい真面目さが出ていますし、当時としては高級機に相応しいクオリティ&メカニズムだったのではないでしょうか。

◆minolta Hi-MATIC 11 (1969) ・・・ボディはでかいが中身は緻密_e0174382_20171414.jpg
レンズはROKKOR-PF 45mm/F1.7(5群6枚)の大口径。フィルターも55mmとこれまたでかい。CLC方式分割測光を採用し、ほぼカメラ任せでいい写真が撮れるわけですから、本当は完成度が高いカメラだと思います。しかし、カメラ好きはいじることこそ楽しいわけだし、簡単を望む方はこんなでかいのは嫌だし、多分中途半端なカメラだったのではないかなぁと想像します。(シャッター半押しでAEをロックされますので、それを使えばちょこっとマニュアルっぽくもなります)。
その後がHi-MATIC E になったことを考えれば、このカメラはマーケットから外れたところにいたのが分かります。しかし、意外にそういうカメラこそ、後の評価が違ったりするものです。そう、使ってみれば分かる、というやつですね。

** Hi-matic 11の作例です **

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by samcame | 2010-11-13 18:14 | minolta(RF)

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