系譜のたくさんあるHi-MATICシリーズにあって、初代の流れを汲む大型RFの最終機「
Hi-MATIC 11」。
SUPER 3-CIRCUITとは何を言っているのか全然分かりませんが(笑)、
プログラムEE、シャッター優先EE、ストロボ仕様はフラッシュマチック(距離計連動して適切な絞り値を自動調整)の3つを使い分けられるということらしいですね。他では聴いたことも無いですし、その後minoltaも使っていないところをみると、スベッてしまったのでしょう(笑)。
堂々としたつまらない(笑)ボディ、実に立派な胴鏡。コンパクト一眼もかくやというくらいのでかさです(720g!)。ただ、つまらないとは言いましたが、
決して華燭に走らないminoltaらしい真面目さが出ていますし、当時としては高級機に相応しいクオリティ&メカニズムだったのではないでしょうか。
レンズは
ROKKOR-PF 45mm/F1.7(5群6枚)の大口径。
フィルターも55mmとこれまたでかい。
CLC方式分割測光を採用し、
ほぼカメラ任せでいい写真が撮れるわけですから、本当は完成度が高いカメラだと思います。しかし、カメラ好きはいじることこそ楽しいわけだし、簡単を望む方はこんなでかいのは嫌だし、多分中途半端なカメラだったのではないかなぁと想像します。(シャッター半押しでAEをロックされますので、それを使えばちょこっとマニュアルっぽくもなります)。
その後が
Hi-MATIC E になったことを考えれば、このカメラはマーケットから外れたところにいたのが分かります。しかし、
意外にそういうカメラこそ、後の評価が違ったりするものです。そう、使ってみれば分かる、というやつですね。
** Hi-matic 11の作例です **
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