フォト・ノスタルジア = フォトノスさん
雑居ビル1階にある看板は10cm四方。
4階にあがると「やってます」というセロテープで留めた張り紙。
扉を開けると、3人が立っているのがやっとの狭さだけど、
まるで片付かないおもちゃ箱のようにどっさりカメラがある。
そこに人懐っこい、商売っ気もそんなにないご主人が一人。
入れ替わり立ち代りクラカメ好きがやってきて、しこたま話し込んで帰る。
こういう場所が本当の「サロン」だ。
無造作に置かれているカメたちの白い”じゅうたん”はなんと「亀柄」。
「あ、本当だ。全然気づきませんでした。」とご主人は言う。
いや、きっととぼけているだけ。
洒落っ気は口に出さないのがスマートだから。
FUJICA COMPACT 35
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by samcame | 2010-11-03 00:56 | 『記憶』の1枚