トランスメディア提供アイコン01 ◇CANON CANONET QL17 (1965) ・・・洗練されたボディと大口径レンズ &作例:「雨上がり」SNAP

e0174382_1825559.jpg
もちろんオリジナルは革張りで、このような木目ではありません。前オーナーが遊んでこのようにしたのでしょうがセンスいいっすね!それもCANONET QL17だから、っていうのがあると思います。1965年頃の他社モデルと比較すればすぐにわかりますが、この当時から(いや最初からかな)キャノンの洗練されたデザインセンスは心を掴みますねー。今でもそれは変わらない伝統であることがこういう蔵亀に触れていくと少しずつ紐解けていけるような気がします。



e0174382_1833417.jpg
その一方、大衆を掴むのも当時から上手で、フィルムを簡単に装填出来るQL機構とか、大口径F1.7をバシッと出して世間を驚かし、その後廉価版を徐々に出し裾野を広げる作戦・・今と一緒じゃん(笑)。ということでこのQL17はここにもあるとおり「MADE IN JAPAN」と裏側に墨黒でわざとらしく書いてあり(笑)、その後CANONETはTAIWAN製となりひっそりと底に書かれます。キャノンらしい・・。


e0174382_184270.jpg
レンズは前述のCANON LENS 45mm/F1.7、5群6枚構成。オールシルバーの銅鏡がカッチョいい!。本体はシャッタースピード優先EE式、マニュアル操作も可能です。それにしても重量830gと一眼と同等の重いのにびっくり。決してそれがハンデというよりかはむしろ「カメラを持ってるなぁ!」的な一眼同様の満足感に浸れます。


e0174382_1843179.jpg
しかし、大変残念ながらこれはジャンク品で、二重焦点のフォーカスがはっきりせず、ピントは目測に頼らざるを得ない状況。シャッターも粘り気味なので、ピンボケ、手振れを量産。露出計はなんとか活きてました。この木目カスタマイズには2度と会うことがない、だから要リストアは覚悟の上での購入。しかし自分でばらして壊してしまい、修理名人に微修正していただいたのは以前に書いたとおりです。

さて、作例です。

完動とはかけ離れているので期待はせず、むしろ撮影の条件としてはあまりよくない雨上がり(小雨)のときに傘とQL17をぶら下げて、自分の街を回りながらモノクロスナップしてみました。36枚撮影中、予想通り半数はピンボケ、手振れでした(笑)。

b0008655_12364616.jpg

b0008655_1237026.jpg

b0008655_12371847.jpg

b0008655_12373384.jpg

b0008655_12374680.jpg

b0008655_1238084.jpg

b0008655_12381254.jpg

b0008655_12383290.jpg

b0008655_12384752.jpg

b0008655_1239326.jpg

b0008655_12392381.jpg


こうやって上がって、マシなものだけ抜き出してみたらこのレンズやはり結構いいのか、シャープでコントラストも効いているので、キリッとしたところもあるようです。ここにはありませんが、室内ノーフラッシュの試してみましたが、蛍光灯下ではしっかり写りました・・・手振れしなければ・・(笑)
どちらにしても完動品には程遠いので、せっかくのカスタマイズデザインQL17、リストアしてみようかな・・。それに元値¥500だし(笑)。


CAMERA : CANON CANONET QL17 (1965)
◆LENS : CANON LENS 45mm F1.7
◆FILM : FUJI NEOPAN 100 ACROS

[PR]

by samcame | 2009-03-23 00:34 | CANON(RF)

<< ◇昭和の名残り ・・FUJIC... 想い出のプラカメ紀行 ~「美し... >>