◆面白くない写真を面白く(爆) ~トイ&クロスプロセス風
クロスプロセスを知ったのはある本。その本、カメラ本とファッション本の中間に位置するすっごくおしゃれな本。そこに、ロモやホルガ(おもちゃカメラ)でもっと遊んじゃえ!的なノリの応用編がクロスプロセスでした。専門的な話はくだらないので(爆)やめますが、ネガとポジの現像方法を逆にやってしまうという荒業なんだそうです。これをするとコントラストが変わったり、カラーバランスが変わったりして新たな作風が生まれるというわけです。ところが今やというか昔からこのクロスプロセス現像をしてくれるところが極少。ただでさえデジタルばかりのこの世の中、現像液に漬けてなんてしないし。で、もうひとつが前に出てきたおもちゃカメラの世界。これもある種の若い人たちにバカウケで、それで写された作風を楽しんでいるらしいですよ。私はもちろんトイカメラはもってません。
持ってない、やってくれない、となれば残るはひとつ、”デジタル処理”トイ&クロスプロセス風でやってしまおうというわけです。何を使うかはもうお分かりでしょ?(笑)そしてそれを核としてさまざまなプラグインでその世界を試しに作ってみました。なので本物のクロスプロセスとは違うあくまで「・・風」です。
四方に影が出きて、描写が緩~~くなるのがトイ風。そしてカラーはポジ→ネガ間違いの鮮やか風。こうすると光線洩れも「わざとやりました」なんていいわけできちゃう・・ちがうか~!(笑)
とにかく「遊び」です。邪道といえば邪道、ましてやデジタル処理のウソッパチなんですけど、デジタルが無かった時代に生まれたカメラを使いつつ、デジタルの力を借りるなんていうのは今だからできる特権と考えてもいいかなぁ、なんて思ってます。一度機会あったら亀師匠にでも頼んで本当のクロスプロセスをやってみたいなぁ!
by samcame | 2009-02-26 20:45 | 亀あそび